ブログ
BLOG医院紹介info
診療案内menu
矯正歯科ortho
インプラントimplant
こんにちは、一宮市浅井町『にじいろ歯科』です。
今回は、「お口ポカン」についてのお話です。「お口ポカン」とは、口を無意識に開けた状態が長時間続くことを指します。特に子供に多く見られます。寝ているとき、テレビを見ているときなど、口をポカンと開いていませんか?口を閉じるように伝えて一旦お口を閉じても、また気づくとすぐに口を開いてしまう子は、日常的にお口ポカンの状態と考えられます。
口を開けたままでいると、さまざまな悪影響が起こる可能性があります。主な影響をお伝えします。
お口ポカンの状態が続くと、舌の位置が低くなり、歯や顎の発育に悪影響を与えることがあります。特に、上の歯と下の歯の間に隙間ができやすくなり、開咬(かいこう)や出っ歯などの歯並びの乱れを引き起こしやすくなります。これは、口を開けたままの状態が習慣化していて、前歯にかかる圧力が弱まっているためです。
当院の小児矯正治療について詳しく知りたい方は、こちらをクリックしてください。→ https://nijiiro-dc.com/syouni/
口を開けたまま呼吸する「口呼吸」が習慣化すると、以下の健康リスクが高まります。
乾燥による口腔トラブル
口の中が乾燥しやすくなり、唾液の分泌が減るため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
喉や気道への影響
口で呼吸することで、喉や気道が乾燥し、風邪や気管支炎などの呼吸器疾患にかかりやすくなります。
アレルギーや感染症
鼻呼吸に比べて、空気中のホコリや細菌が直接体内に入りやすくなり、アレルギーや感染症にかかりやすくなります。
口を開けた状態が続くと、顔の筋肉や骨の発育に悪影響を与えることがあります。特に、顎が細くなる、顔が長くなるなど、顔のバランスが崩れることがあります。このような顔つきの変化は「口呼吸顔貌」とも呼ばれ、審美的な問題にもつながります。
口呼吸は、酸素が効率的に取り込めないため、脳に十分な酸素が届きにくくなることがあります。その結果、集中力の低下や疲れやすさ、さらに学習能力への影響が懸念されます。
お口ポカンの状態が続くと、舌の位置が正しくならず、発音が不明瞭になることがあります。特に、サ行やタ行などの発音がしにくくなることがあり、言葉がはっきりしないという問題が生じることがあります。
口呼吸が習慣化すると、睡眠中にも口を開けたまま呼吸するようになり、いびきや無呼吸症候群のリスクが高まります。これが長期的に続くと、質の良い睡眠が得られず、日中の疲労感や集中力の低下につながります。
MFTとは、口腔筋機能療法と言って、歯並びの周囲にあるお口周りの筋肉の機能を改善する訓練方法で、口腔内の筋肉とその機能に焦点を当てた訓練によって矯正器具を用いつつ、治療していくのが一般的です。
MFTトレーニングについてはこちらをクリックしてください。
「お口ポカン」は、歯並びの悪化、口呼吸による健康問題、顔の発育への影響、学習能力の低下、発音への影響、さらには睡眠障害など、さまざまな悪影響を引き起こす可能性があります。これを防ぐためには、口を閉じて鼻で呼吸する習慣をつけることが重要です。子どもだけでなく、大人も同様です。気になる方は、ぜひご相談ください。
にじいろ歯科 院長
歯科医師 澤田繁季
・日本顎咬合学会 かみ合わせ認定医
・日本口腔インプラント学会 専修医
・国際口腔インプラント学会 認定医
・日本糖尿病協会 登録歯科医
〒491-0105
一宮市浅井町大日々野如来堂1545
にじいろ歯科/矯正歯科 一宮市の 歯科医院です。 歯科・矯正歯科・小児歯科・審美歯科・インプラント・ インビザライン・ホワイトニング 江南市、扶桑町、大口町からも通いやすい歯医者です。
ご予約は0586-51-0418まで。 初めての方はネット予約もございます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / |
14:00~18:00 | ● | ● | △ | / | ● | △ | / |
※ △の診療は14:00~17:30
※ 休診日 : 木・日・祝
祝日のある週の木曜日は診療いたします。