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こんにちは、一宮市浅井町『にじいろ歯科』です。
今回は、ちょっと珍しい検査器具「舌圧計(ぜつあつけい)」についてご紹介します。
「舌の力って測る意味あるの?」「そんなの初めて聞いた!」という方も多いのではないでしょうか。
実は、舌の力=「舌圧」は、お口の機能全体に大きく関わっており、健康寿命にも影響を与える大切なポイントなんです。
ぜひ最後まで読んで、「舌の力」の大切さを知っていただけたら嬉しいです!
【目次】
舌圧とは、その名の通り「舌で押す力」のこと。
具体的には、上あごや口の中の天井(口蓋)に向かって、どれくらいの力で舌を押し付けられるかを表します。
舌圧がしっかりあると…
・噛んだものをうまく喉へ送り込める
・よくしゃべれる(発音がはっきりする)
・唇を閉じやすくなる(お口ポカン予防)
・歯並び・かみ合わせの安定に関与
といったように、食べる・話す・飲み込むといった「口腔機能」の根幹を支える力になります。

イメージ:株式会社ジーシーHPより
近年、「オーラルフレイル」や「口腔機能低下症」といった“お口の老化”に注目が集まっています。
また、子どもでも「お口ポカン」や「正しい飲み込みができない」などの口腔機能の課題が増えてきています。
そのような中で、舌圧の数値化は非常に重要です。
目に見えない「舌の力」を客観的に測定することで、
・食べる力が落ちてきていないか?
・正しく飲み込めているか?
・発音・会話に問題が出ていないか?
・MFT(口腔筋機能療法)が効果を上げているか?
などを評価する手助けになります。
舌圧が低下すると、さまざまな問題が起こりやすくなります。
・飲み込みに時間がかかる
・食べ物が喉につかえる
・誤嚥性肺炎のリスクが高まる
・食事量が減って、栄養不良になる
・発音が不明瞭になり、人との会話が億劫に
これらは、生活の質(QOL)の低下や、フレイル(虚弱)進行の要因にもなります。

嬉しいことに、舌圧は年齢に関係なくトレーニングで改善することができます!
当院では、舌の力を強化するMFT(口腔筋機能療法)や、生活に取り入れやすい簡単な体操もご案内しています。
1.舌の先を上の前歯の裏につける
2.舌全体を上あごに吸いつける
3.「ポンッ」と音を立ててはがす
これを1日10回×数セット続けることで、舌の筋力UPにつながります。
私たちは、ただ虫歯を治すだけでなく、「食べる・話す・笑う」ためのお口の健康をサポートしています。
そのために、必要に応じて舌圧測定やMFTを取り入れ、機能改善にも取り組んでいます。
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

・舌圧とは「舌で押す力」のこと
・食べる・話す・飲み込むなど、重要な機能に関わっている
・舌圧の測定は、口腔機能低下の早期発見につながる
・舌の筋力は、トレーニングで鍛えることが可能
・フレイルの可能性がある年齢の方対象に、舌圧計による測定・指導を行っています
にじいろ歯科 院長
歯科医師 澤田繁季
・日本顎咬合学会 かみ合わせ認定医
・日本口腔インプラント学会 専修医
・国際口腔インプラント学会 認定医
・日本糖尿病協会 登録歯科医
〒491-0105
一宮市浅井町大日々野如来堂1545
にじいろ歯科/矯正歯科 一宮市の 歯科医院です。 歯科・矯正歯科・小児歯科・審美歯科・インプラント・ インビザライン・ホワイトニング 江南市、稲沢市、各務ヶ原市、岐阜市からも通いやすい歯医者です。
ご予約は0586-51-0418まで。 初めての方はネット予約もございます。
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