ブログ
BLOG医院紹介info
診療案内menu
矯正歯科ortho
インプラントimplant
こんにちは、一宮市浅井町『にじいろ歯科』です。歯肉退縮(歯茎が後退する状態)は、さまざまな原因で引き起こされますが、「早期接触」もその一因となります。
歯の早期接触とは、上下の歯が正しい位置で噛み合う前に、歯並びの乱れによって特定の歯が先に接触してしまう状態です。通常、全体的にバランスよく噛み合うことが理想ですが、早期接触があると、特定の歯に強い力が集中します。
歯茎(歯肉)が下がってしまい、通常は歯茎に覆われている歯の根元(歯根)が露出する状態を指します。見た目にも影響を与えるだけでなく、歯の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
噛み合わせが正常であれば、歯や歯茎への負担は均等に分散されます。ですが早期接触があると、特定の歯や歯茎に継続的な力が集中し、歯茎がダメージを受けて徐々に退縮してしまいます。
歯を支える歯根膜や歯槽骨(歯を支える骨)にも過剰な力がかかるため、組織が破壊されることがあります。これにより、歯茎が退縮します。
早期接触による噛み合わせのズレが、歯の摩耗や全体的な歯列の乱れを招き、歯茎の健康状態が悪化することもあります。
歯が長く見えるようになり、審美的な問題が生じることがあります。
歯茎が退縮すると歯根(象牙質)が露出し、冷たいものや熱いものに敏感になることがあります。
歯肉が下がることで歯周ポケットが深くなり、歯周病のリスクが高まります。
支える骨や歯根膜が弱ると、歯が揺れる(動揺)ことがあります。
こちらの写真の患者様は、矯正治療で歯肉退縮が改善傾向にあります。矯正治療をせずにそのまま放置してしまった場合、Aさん(当ブログ1枚目写真)のように更に歯肉退縮が進行していたでしょう。
歯の早期接触は歯肉退縮の原因となり、見た目や歯の健康に影響を及ぼすことがあります。噛み合わせを定期的にチェックし、気になる方はなるべく早めにご相談ください。早めに対応することで、歯肉退縮の進行・悪化のリスクを抑えられます。早期の対処がとても大切ですので、気になる症状があればぜひご来院ください。
にじいろ歯科 院長
歯科医師 澤田繁季
・日本顎咬合学会 かみ合わせ認定医
・日本口腔インプラント学会 専修医
・国際口腔インプラント学会 認定医
・日本糖尿病協会 登録歯科医
〒491-0105
一宮市浅井町大日々野如来堂1545
にじいろ歯科/矯正歯科 一宮市の 歯科医院です。 歯科・矯正歯科・小児歯科・審美歯科・インプラント・ インビザライン・ホワイトニング 江南市、稲沢市、各務ヶ原市、岐阜市からも通いやすい歯医者です。
ご予約は0586-51-0418まで。 初めての方はネット予約もございます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ● | ● | ● | / | ● | ● | / |
14:00~18:00 | ● | ● | △ | / | ● | △ | / |
※ △の診療は14:00~17:30
※ 休診日 : 木・日・祝
祝日のある週の木曜日は診療いたします。