周りに気付かれずに矯正したい方！オススメの装置について

近年、従来に比べて多様な矯正治療法が開発され、その結果として矯正治療を受ける人々が増加しています。以前は、矯正治療の欠点として「器具が目立つ」という問題がありましたが、現在では目立たないように工夫された治療法が次々と登場し、大人でも矯正治療を受けやすい時代となっています。

そこで今回は、周囲に気づかれにくい「目立たない矯正方法」の特徴と、それぞれの方法がどのような方に適しているのかをお話していきます。

マウスピース矯正（インビザライン）

近年、特に顕著な進展を遂げ、人気が急上昇しているのが、透明なマウスピースを用いた矯正治療です。インビザラインは、その中でも世界的に最もシェアを持つマウスピース矯正であり、その効果は広く認められています。

特徴

・透明で薄型のマウスピースであるため、装着していても目立たない

・ワイヤー装置とは異なり、口元が突出せず、見た目に影響を与えない

・違和感や歯の移動時の痛みが少ない

・食事や歯磨きの際に簡単に外せるため、日常生活に支障をきたしにくい

・自分でマウスピースを交換することで、歯が徐々に移動する

・毎日の装着時間を厳守しないと、歯の移動が進まない

・治療前に歯の動きや最終的な結果を画面で確認できる

・治療回数や治療時間が比較的少ない

こんな方にオススメ

・痛みをできるだけ軽減しながら矯正治療を行いたい方

・多忙で通院にあまり時間を割けない方

・生活に不便を感じることなく矯正治療を進めたい方

・金属アレルギーが気になる方

・毎日20時間以上、しっかりと装置を装着できる方

・不正咬合の程度が比較的軽度の方

舌側（裏側）矯正

ワイヤーを用いた矯正治療の一形態であり、歯の裏面に装置を取り付ける手法です。この装置は外部からは視認できないため、矯正治療を受けていることを他者に気付かれずに進めることが可能です。

特徴

・装置は表から全く見えないので、周囲に気付かれにくい

・装置が歯の裏側に取り付けられるため、違和感を感じることがある

・治療期間がやや長くなる場合がある

・食事や歯磨きの際に不便を感じることがある

・発音に影響を及ぼすことがある

・技術的な難易度が高いため、治療費が比較的高額

・治療を行っていない医院も存在する

こんな方にオススメ

・装置が完全に見えないことを希望する方

・マウスピース矯正が適用できない方

・自然に歯が動く方法を希望する方

白い装置を使った表側矯正

ワイヤー矯正は、装置が表に取り付けられるため目立つ印象がありますが、白色の装置を使用することで、目立たないように工夫することが可能です。

特徴

・適用範囲が広く、さまざまな症例に対応可能

・費用や治療期間が舌側矯正に比べて抑えられる

・食事や歯磨きの際に不便を感じることがある

・他の治療法に比べて虫歯のリスクが高まる可能性がある

こんな方にオススメ

各方法にはそれぞれの利点と欠点が存在します。どの方法が最も適しているかは、個々の歯並びやライフスタイルによって異なるため、詳細については歯科医に相談し、自分に最適な選択をすることが重要です。

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