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更年期は、誰もが迎える身体の転換期。
閉経を迎える前後のおよそ10年間、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少し、心身にさまざまな変化が起こることが知られています。
実はこの更年期の変化は、「お口の中」にも大きな影響を及ぼすことをご存じでしょうか?
今回は、更年期に起こりやすいお口のトラブルやその原因、対策についてわかりやすく解説していきます。
【目次】
更年期に差しかかると、次のような口腔内の不調を感じる方が増えてきます。
□ 口の中が乾く(ドライマウス)
□ 唾液がネバネバする
□ 口臭が強くなった気がする
□ 舌や口の中がピリピリする(舌痛症)
□ 歯ぐきが腫れやすい・出血しやすい
□ むし歯や歯周病が悪化しやすい
これらの症状は、加齢によるものと軽く考えられがちですが、実はホルモンバランスの変化が大きく関係しています。
女性ホルモンであるエストロゲンは、実は骨や血管、粘膜の健康を保つ働きをしています。
エストロゲンの分泌が減ると、口腔内の粘膜が乾燥しやすくなったり、炎症を起こしやすくなったりします。
また、唾液の分泌量も減少しやすくなるため、口の中の自浄作用(汚れを洗い流す力)が弱まり、むし歯や歯周病のリスクが高まることに。
さらに、歯ぐきの血流も悪くなり、細菌に対する抵抗力が落ちてしまうため、以前よりも歯ぐきの腫れや出血を感じやすくなります。
更年期はホルモンの変化だけでなく、気持ちの浮き沈みが大きくなったり、不安感や不眠が続いたりすることもあります。
こうしたストレスや心身の不調が、「舌のピリピリ感」や「口の中の違和感」として現れるケースも少なくありません。
実際、歯科ではこれらを「心身症」として扱うこともあります。
決して気のせいではなく、心と身体、そしてお口は密接につながっているのです。
更年期に差しかかったら、以下のようなポイントを意識して、お口の健康を保っていきましょう。
自覚症状が出にくい時期でも、歯科医院での定期チェックを受けることで、むし歯や歯周病の早期発見・早期治療が可能になります。
こまめな水分補給や、よく噛む食事、唾液腺マッサージもおすすめです。口の中の乾燥が気になる方は、市販の口腔保湿ジェルなどを活用しても良いでしょう。
睡眠や食事、軽い運動など、心身のバランスを整えることは、お口のトラブル予防にもつながります。必要であれば婦人科や心療内科と連携しながら、身体全体の健康を意識しましょう。
更年期は「年齢的に仕方ない」と我慢してしまう方も多いですが、お口のトラブルは放置すると悪化してしまいます。
特にインプラントやブリッジなどを入れている方は、周囲の歯や歯ぐきへの影響も大きくなるため、注意が必要です。
私たちは、年齢に合わせた口腔ケアで、健康的で快適な毎日をサポートいたします。
「口の中が乾く」「歯ぐきが気になる」「なんとなく調子が悪い」
そんな些細な変化でも、ぜひお気軽にご相談ください。
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一宮市浅井町大日々野如来堂1545
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