その眠気、歯が原因かも?睡眠時無呼吸症候群と歯の深い関係

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その眠気、歯が原因かも?睡眠時無呼吸症候群と歯の深い関係

 

「夜しっかり寝ているはずなのに、昼間も眠い」
「朝起きたときに頭が重い」
「家族にいびきがひどいと言われる」

──こんな症状がある方は、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に何度も呼吸が止まる病気です。
無呼吸の状態が続くと、睡眠の質が大きく下がり、慢性的な疲労や集中力の低下、高血圧や心筋梗塞などのリスクも高まります。

実はこの病気、「歯科」とも深い関わりがあるのをご存知でしょうか?
今回は、睡眠時無呼吸症候群と歯の関係、そして歯科でできる対策についてお伝えします。

 

1.無呼吸の原因は「舌」と「あご」にも

睡眠時無呼吸症候群は、気道(空気の通り道)が塞がってしまうことで起こります。
多くの場合、次のような要因が関係しています。

 

・肥満などで喉のまわりに脂肪がついている

・舌が大きい・筋力が弱い

・あごが小さい・後退している(下顎後退)

この中でも、「舌」や「あご」の問題は、歯科で扱う領域でもあります。
特に、あごの骨格が小さいと舌の位置が後ろに押し込まれやすく、気道をふさぎやすくなってしまいます。

 

2.歯科でできる!マウスピース治療

「歯科で睡眠時無呼吸を治療?」と驚かれるかもしれませんが、軽度~中等度の無呼吸には「スリープスプリント(口腔内装置)」と呼ばれるマウスピース型の治療器具が有効です。

この装置は、寝ている間に下あごをやや前方に出した状態で固定することで、気道の確保を助けます。CPAP(持続的陽圧呼吸療法)に比べて小型で持ち運びも楽なので、「大がかりな機械をつけるのは不安…」という方におすすめです。

使用にあたっては、歯のかみ合わせやあごの動き、歯ぐきの状態を確認しながら、オーダーメイドで作成していきます。

 

3.お口の健康と、全身の健康はつながっている

歯科医院というと「虫歯や歯周病を治す場所」と思われがちですが、近年では全身の健康にアプローチする医療機関としての役割も注目されています。

特に、睡眠は健康の基盤ともいえる重要な要素。
「日中眠くてつらい」「集中力が続かない」などの悩みがある方は、実はお口の問題が隠れているかもしれません。

にじいろ歯科では、睡眠時無呼吸症候群に関するご相談も受け付けています。
専門の検査機関との連携も可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

 

まとめ

・睡眠時無呼吸症候群は、歯やあごの構造と深く関係しています

・軽度~中等度の無呼吸は、歯科用マウスピースで改善が期待できます

・お口の状態を整えることで、質の高い睡眠と全身の健康をサポートできます

「眠りが浅い気がする」「家族にいびきがひどいと言われる」と感じている方は、一度歯科からのアプローチも検討してみてはいかがでしょうか?

 

にじいろ歯科 院長

歯科医師 澤田繁季

・日本顎咬合学会 かみ合わせ認定医

・日本口腔インプラント学会 専修医

・国際口腔インプラント学会 認定医

・日本糖尿病協会 登録歯科医

 

 

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