歯の磨き過ぎ「オーバーブラッシング」について

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歯の磨き過ぎ「オーバーブラッシング」について

歯磨きは歯と歯茎の健康を維持するために不可欠ですが、誤った方法で行うと逆効果になることがあります。虫歯がないにもかかわらず、歯が痛んだりしみたりする場合は、歯磨きの方法に問題がある可能性があります。
今回は、避けるべき歯磨きの方法や、熱心に歯磨きをしている人がよく経験する症状についてお話しいたします。

 

こんな歯磨きはNG!

 

力を入れてゴシゴシ磨く

歯に付着した汚れは、特に力を入れなくても除去可能です。もし力を入れて強く磨いている場合、それは歯や歯茎に対して悪影響を及ぼすことになります。歯ブラシの毛先が一ヶ月も経たずに開いてしまう方は、力を入れすぎている可能性が高いと考えられます。

 

硬めの歯ブラシを使っている

やわらかい歯ブラシを使用すると、物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、やわらかいブラシでも十分に汚れを除去することが可能です。もし硬い歯ブラシを使用している場合、歯や歯茎にダメージを与えている恐れがあります。

 

歯磨きの時間が長い

歯磨きを丁寧に行う人は、歯磨きにかける時間が長くなる傾向がありますが、過度な磨きは逆に歯にダメージを与えることがあります。もし5分以上歯を磨いている場合は、磨きすぎの可能性があります。

 

オーバーブラッシングの症状

歯を過度に磨くことは「オーバーブラッシング」と呼ばれます。オーバーブラッシングによって引き起こされる症状には、以下のようなものがあります。

 

歯が長く見える

歯磨きが原因で歯茎に損傷が生じると、歯茎が後退することがあります。その結果、歯が以前よりも長く見えることになります。

 

歯がしみる

歯茎が後退すると、歯根が露出し、冷たい物がしみたり、歯ブラシが触れると痛みを感じることがあります。

 

歯茎から血が出る・痛い

歯磨きによって歯茎にダメージが生じると、歯茎が傷つき、出血しやすくなります。さらに、傷口は痛みを引き起こす原因となります。

 

歯が黄ばんできた

歯の表面を覆うエナメル質は非常に硬い組織ですが、長期間にわたって過度にブラッシングを行うと、エナメル質が摩耗し、内部に存在する黄色い象牙質が見えるようになります。

 

まとめ

歯や歯茎は生体組織であるため、過度なブラッシングはそれ自体が損傷を引き起こし、痛みやさまざまな不快な症状を引き起こす可能性があります。もしブラッシングが過剰ではないかと感じる方は、これまでよりも歯磨きを控えめにすることを検討してみると良いでしょう。

可能であれば、一度歯科医院でブラッシングの指導を受けることをお勧めいたします。

 

 

にじいろ歯科 院長

歯科医師 澤田繁季

・日本顎咬合学会 かみ合わせ認定医

・日本口腔インプラント学会 専修医

・国際口腔インプラント学会 認定医

・日本糖尿病協会 登録歯科医

 

 

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