放置は危険!インプラント周囲炎を徹底解説

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放置は危険!インプラント周囲炎を徹底解説

 

インプラントは、失った歯を補う優れた治療法として多くの方に選ばれています。
しかし「一度入れたら一生安心」というわけではありません。
インプラントを長く快適に使い続けるには、天然の歯以上にケアが必要です。

その中でも特に注意したいのが、「インプラント周囲炎」という病気。
今回は、その原因・症状・予防法・治療法をわかりやすくご紹介します。

 

1.インプラント周囲炎とは?

インプラント周囲炎は、インプラントの周りに炎症が起こる病気で、天然歯でいう歯周病にあたります。
歯ぐきが腫れたり、出血や膿が出たりするだけでなく、炎症が進むとインプラントを支える骨が溶け、最悪の場合は抜け落ちてしまうこともあります。

 

2.主な原因

インプラント周囲炎は、以下の要因で起こります。

1.プラーク(歯垢)の蓄積
インプラントの周囲にも細菌は付きます。歯みがき不足は炎症の大きな原因に。

2.歯周病になりやすい体質や既往歴
もともと歯周病リスクが高い方は、インプラント周囲炎にもなりやすくなります。

3.喫煙習慣
タバコは歯ぐきの血流を悪化させ、免疫力も低下させます。

4.噛み合わせの不具合
一部のインプラントに強い負担がかかると、炎症や骨吸収を招きます。

 

3.気をつけたい症状

初期はほとんど自覚症状がなく、気づいた時には進行していることも。
こんな症状があれば要注意です。

□歯ぐきの腫れ・赤み

□出血や膿

□強い口臭

□インプラントのぐらつき

□噛んだときの違和感

 

4.予防のポイント

インプラント周囲炎は、正しいケアと定期検診で防ぐことができます。

1.正しいブラッシング
歯間ブラシやタフトブラシなどを使い、歯科医院で指導された方法で丁寧に清掃。

2.定期的なメンテナンス
3〜6か月ごとにプロによるクリーニングと噛み合わせチェックを受けましょう。

3.生活習慣の見直し
禁煙、十分な睡眠、バランスのとれた食事も大切です。

 

5.進行してしまった場合の治療

症状の進行度によって、次のような処置を行います。

□専門的なクリーニング(PMTC)

□薬剤の塗布

□歯石除去

□外科的な感染除去手術

□重度の場合はインプラント撤去

 

早期発見が何より重要です。違和感があればすぐに歯科医院へ行きましょう。

 

6.まとめ

インプラントは入れた後のケアこそが本番です。
特にインプラント周囲炎は、気づかないうちに進行することが多いため、
日々のセルフケア+定期的なプロケアで守っていきましょう。

当院では、インプラント治療後のメンテナンスにも力を入れています。
「最近メンテナンスに行っていない」「腫れや違和感がある」
という方は、国際口腔インプラント学会認定医が担当する
にじいろ歯科までお気軽にご相談ください。

 

 

 

にじいろ歯科 院長

歯科医師 澤田繁季

・日本顎咬合学会 かみ合わせ認定医

・日本口腔インプラント学会 専修医

・国際口腔インプラント学会 認定医

・日本糖尿病協会 登録歯科医

 

 

■診療予約方法

カウンセリング診療をご希望の方は、事前に予約をお取りください。

 

ご予約の方法は2通りです。お痛みがあるなど緊急を要する方は、お電話ください。

 

〒491-0105

一宮市浅井町大日々野如来堂1545

 

にじいろ歯科/矯正歯科 一宮市の 歯科医院です。 歯科・矯正歯科・小児歯科・審美歯科・インプラント・ インビザライン・ホワイトニング  江南市、稲沢市、各務ヶ原市、岐阜市からも通いやすい歯医者です。

 

ご予約は0586-51-0418まで。 初めての方はネット予約もございます。

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