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こんにちは、一宮市浅井町の歯医者
『にじいろ歯科』です。
睡眠時無呼吸治療のためのマウスピースについてお話しします。
睡眠時無呼吸症候群:SAS(Sleep Apnea Syndrome)は、寝ている間に中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりして低酸素状態が発生する症状です。
SASは、肥満を主な原因として、空気の通り道(気道)が睡眠中に狭くなっておきる「閉塞型の睡眠時無呼吸症候群(OSAS)」と、気道は狭くならないけれども一定の周期で呼吸と無呼吸をくりかえす「中枢型の睡眠時無呼吸症候群(CSAS)」に分けられます。
今回は、閉塞型の睡眠時無呼吸症候群(OSAS)についてお話しします。
閉塞性睡眠時無呼吸(OSAS:obstructive sleep apnea syndrome)とは、睡眠の際に、上気道閉塞によって上気道の抵抗が増大し、いびき、無呼吸、低呼吸が頻回に起こることでが原因で睡眠障害やその合併症が起こる症状です。
よく肥満がOSAの理由として欧米では挙げられていることが多いですが、日本では4割以上は、BMI指数が25以下の肥満ではない患者さんの割合が多いです。この理由としてはアジア人の頭の骨格が上下に細長いことにより、咽頭腔が細長い形をしているからと言われています。
そのために、わずかの体重増加でもOSAを発症しやすいですし、仰向けで寝ていると舌が舌根沈下をおこし、気道を塞いでしまいます。
睡眠時無呼吸症候群の方の主な症状
① いびきがある
② 夜間よく目が覚める(息苦しくなり目覚める)
③ 日中によく眠気が襲ってくる
④ 日中、倦怠感、及び集中力が続かない
睡眠時無呼吸症候群のマウスピースによる治療は、主に軽症の患者さんに行う治療です。
マウスピースは、歯型を採って、作成をします。
上の写真は装着時の写真です。
就寝前に口の中に装着していただき、顎と舌を前方に出すことが出来るようにすることで、気道の閉塞を防ぎます。
但し、歯にマウスピースを装着することで固定をするため、歯の本数の少ない人や、顎関節に問題のある方は装着できないこともあります。
睡眠時無呼吸用マウスピースの装着によることで次の点が起こる可能性があります。
①起床時のかみ合わせの違和感
②口渇感
③歯の圧迫による痛み
※睡眠時無呼吸用のマウスピースの作製を希望される場合は、耳鼻咽喉科などで睡眠時無呼吸症候群の診断書が必要となります。
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