正しいキシリトールの食べ方

皆さま、こんにちは。
一宮市浅井町にじいろ歯科の堀田です。

2月に入り、まだまだ厳しい寒さが続きますが皆さま体調は崩されていないでしょうか？
私事ですが、先週お誕生日を迎えスタッフの皆にお祝いをして頂きました☺︎︎

苺がたくさん乗っていて、美味しかったでした！

さて、本日は「キシリトール」について、お話をしていきたいと思います。

予防の一環として、スーパーやコンビニに売っている、キシリトールガムやタブレットを食べていると言う方もいらっしゃるかと思います。キシリトールを摂取する事は、とてもいい事なのですが、実はキシリトールの取り方によっては落とし穴があるんです！

そんな「キシリトール」の正しい摂取方法についてお伝え出来ればと思います。

◆ 「キシリトール」とは？

白樺など樺の木から抽出された、ザイロンという成分から生まれた、天然由来の甘味料です。
お口の中の細菌による酸の産生がほぼ無く、虫歯の原因菌の一部の代謝を阻害することから、非う蝕甘味料として知られています。

◆ キシリトールガムの効果的な利用方法

実は、どの商品からでも同じ効果を得られる事が無いのです！特に、コンビニやスーパーなどで良く見かけるキシリトールガムは、甘味料のうちキシリトールを占めている割合が50%以下、酷いものだと数%というものもあり、そのまま噛むだけでは虫歯予防に役立つとは言えないのです。含有量が少ないものだと、味が無くなっても相当長時間噛まないと効果を得られないのです。

ですが！歯科医院や薬局で入手できる医療機関専売のものは、キシリトール含有割合が90%以上のものがほとんどなので、普通に噛んでいるだけでも、虫歯予防の効果が強く期待されます！

◆ 噛む時間とタイミング

噛む時間は、なるべく長時間噛むことが大切です！味が薄くなってきても、長時間噛み続けましょう。大体、20〜30分が目安になります。

噛むタイミングとして、歯磨き前よりは歯磨き後に噛んだほうが良いとされています。

◆ 食べすぎには注意！

キシリトールガムは1日に5〜7個が適量と言われています。多くても10個以内にしましょう。
それ以上食べてしまうと、キシリトールの副作用として、お腹がゆるくなってしまうこともあります。

キシリトールも大切ですが、食後の歯磨きも虫歯予防の基本になります。歯磨き後、何か食べたくなった時や眠気覚ましで何か噛みたい時にとても優れています。

当院でも、キシリトール配合のガム・タブレットの取り扱いをしております！
キシリトールを上手に生活に取り入れて、効果的な虫歯予防をしていきましょう☺︎︎

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