妊娠とお口の健康

みなさま、こんにちは。
一宮市浅井町にじいろ歯科の古川です。
今回は赤ちゃんのためのお母さんの口腔ケアについてお話しします。

【妊娠中は歯周病リスクが高まる】
妊娠すると女性ホルモンが増加します。すると、女性ホルモンを好む歯周病菌も増加し歯肉の血液量が増えるため刺激に対して過敏になり歯肉が腫れたり出血したりします。

【つわり時のお口のケア】
妊娠するとつわりや体調の変化、唾液の変化などでブラッシングが難しい場合があります。決して無理せずできる時にササっと行いましょう。小さなブラシを使用したり、洗口液を使うのもオススメです！歯の再石灰化効果が期待できるキシリトールガムなどを摂取するのも良いです。
　
【赤ちゃんの歯が作られる時期】
赤ちゃんの歯は妊娠7週作られはじめます。加えて舌にある味覚を脳に伝える味蕾もこの頃から作られます。そしてその4ヶ月後から歯の石灰化が始まります。

妊娠中は時期により使用できる薬剤や処置に制限があります。安定期に処置を受けていただくと母子ともに負担が少なくて済みます。
母子ともに健康な歯で出産を迎えましょう。

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